宗家の略歴・作品

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芦田一馬(七世 貞松斎一馬)

略歴

昭和13年(1938)2月、東京に生まれる。4歳のとき故郷の京都にかえる。幼少より祖父である先代宗家に華道を学んだ。武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)では、デザインを専攻する。

昭和40年(1965)、宗家の後継者である六世貞陽斎石一春を名乗った。
昭和42年(1967)2月、遠州流十四代正風宗家を継承し、七世貞松斎米一馬を襲名。伝統流派としての遠州流に新風を送り込む。同時に、遠州流華道会組織し、会長に就任。
昭和56年(1981)、「正風遠州流」と慣用していた流名を「遠州」に改めた
昭和64年(1989)、京都芸術短期大学非常勤講師を務める(平成6年まで)。
平成02年(1990)、京都市芸術文化協会賞受賞。
平成10年(1998)、京都市自治百周年記念表彰。
平成21年(2009)、中国・西安市の「第2回中国杯いけばな芸術大会」に団長として招待出瓶。同年、華道京展特別功労賞を受賞。

生花、新生花、正風花、盛花、投入花、園芸いけばなを体系づけたり教授資格取得までのカリキュラムを整備したりと、東洋哲学と美学を尊重したいけばなの研究と発展に努力している。

作品

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